仕事を知る

介護職という仕事KEN03262.JPG認知症や病気で日常生活を送るのが難しい方、身体や精神に障がいがある方に対して身の回りの世話をするのが介護士の仕事。

とくに、その中心となるのが食事や入浴、排せつなどがお世話です。でも、介護士の役目はそれだけではありません。高齢者の方ができるだけ自立した生活を送れるよう支援することも大切な仕事のひとつです。

こうした身の回りのお世話や自立支援を正しく行うには、福祉の専門的知識と医学的な根拠に基づいた介護スキルが何より不可欠。介護士とは介護福祉士のことですが、この介護福祉士になるには国家試験に合格する必要があります。

ケアマネージャーという仕事ケアマネージャー介護や支援を必要とする方が介護保険サービスを受けられるよう、ケアプランと呼ばれるサービス計画書を作成したり、サービス事業者との調整を行ったりするのがケアマネージャー(介護支援専門員)。

いわば介護と介護保険制度に精通したスペシャリストです。ケアマネージャーになるには、「介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネジャー試験)」に合格する必要がありますが、受験資格を得るには、介護福祉士として5年以上の実務経験を積むなどの条件をクリアしなければなりません。

当施設にもケアマネージャーになりキャリアアップを目標としているスタッフが大勢います。

キャリアパス

介護職という仕事に対してやりがいを感じるだけでなく、スキル面、給与面、人事などキャリア形成していく確かな道筋を辿ることで、職員全員が目標を持って業務に取り組むことが可能です。

キャリアパス

専門性思考

  • 入職
  • 基礎能力の研鑽 ・サービス提供責任者
    ・計画作成担当者
    ・ケアマネージャー(居宅)
  • 管理能力または専門性 ・本社部門
  • 未来 ・役員、部長

マネジメント思考

  • 入職
  • 基礎能力の研鑽 ・介護職員初任者研修
    ・介護職員実務者研修
    ・介護福祉士
  • 管理能力または専門性 ・サービスリーダー
    ・相談者
    ・ケアリーダー
  • 未来 ・マネージャー

キャリアパスを支える教育体制当施設では、厚生労働省認可養成施設を基盤とした教育体制を完備しており、資格取得に向け、座学による基礎知識のみならず、実際の介護現場と同じ環境で、より実践的な介護を学ぶことが可能です。
さまざまな研修を用意しており、自分の目的に合わせて介護を学び、成長していくことができるので、質の高いサービスの提供に向けてのステップアップが可能です。

キャリアパス例

経営幹部

役割 経営理念に向かって、自部門の中・長期目標の遂行を図るとともに自部門を統括する
従事期間 8年以上
能力 経営管理能力

管理職(施設長等)

役割 経営理念に向かって、自部門の中・長期目標の遂行を図るとともに自部門を統括する
従事期間 8年以上
能力 介護支援専門員
介護福祉士 社会福祉士

主任、ユニットリーダー

役割 業務に関する専門知識・技能を有し、グループの短期目標の遂行を図るとともに、部下の指導育成を行う
従事期間 8年以上
能力 介護福祉士
認知症リーダー研修

上級職員

役割 業務に関する必要な知識・技能を有し業務の仕組みや流れの抜本的な改善を行うとともに、下位等級者の指導助言を行う
従事期間 5~7年
能力 介護福祉士 介護実務者研修
認知症実践者研修

中級職員

役割 業務に関する一般的な知識・技能を有し、上位者の指示のもと、課題や問題点の解決を行う
従事期間 3~4年
能力 介護実務者研修
認知症実践者研修

初級職員

役割 業務に関する基礎的な知識・技能を有し、上位者の詳細な指示のもと、定期的な業務を正確に行う
従事期間 1~2年
能力 一般常識、接遇・マナー、基本的な介護技術・知識、コミュニケーション能力、認知症基礎研修
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